半日陰・日当たりが悪いお庭におすすめの花
40代/主婦/埼玉県在住
結婚してから最初はマンションのベランダに数個のプランターを置いて、日日草、ペチュニア、朝顔などの簡単な花を育てていました。7年前に小さいですが庭付きの家を買ったので、ガーデニングを頑張ろうと思ったものの・・・庭は南向きで道路に面していますが、道を挟んだ向かいに高層階の建物があるため、日当たりはあまり良くありません。日当たりなど条件が難しいため、我が家に向いた花、我が家の庭で育つ花を試行錯誤しながら、花を楽しんでいます。
庭木を切るときは、主人や子供たちが少し手伝ってくれますが、普段のガーデニングはほとんど私の趣味です。土の質もあまりよくないのか木に栄養を取られてしまうのか、理由はよくわかりませんが、地植えだと球根以外は育ちやすいといわれてるような品種の花もうまく育たないことが多いので、花は庭にプランターを置いて育てています。宿根草の冬越しも得意としてますが、春夏と秋冬で入れ替えしてます。
自信のある花は、『クリスマスローズ』です
一つはピンク色、もう一つは白とピンクの混ざった色の花をつけます。どちらも八重咲種ではなく一重咲きです。開花株が結構高価だったのですが、どうしても欲しくて開花保証なしの安い苗を2株買いました。1株は2年目から、もう一株は3年目から開花するようになり、鉢も一回り大きくしました。
6年目の今では、2つとも立派に成長しています。我が家の日当たりの悪さが、半日陰を好むクリスマスローズにとっては環境が良かったのだと思います。また、プランターを夏は木陰に冬は日向に移して温度管理をしっかりしたのが、毎年の開花につながっていると思います。花が咲くのに何年も年越ししてますので、とても愛着がわいています。
春が来るとまた花を咲かせてくれてありがとうという気持ちになります。クリスマスローズには、八重咲き、一重咲きの2種類、色も白系、ピンク系・濃い紫色・グラデーションなど品種で花の色や形がたくさんあるので、何種類か寄せ植えしたり並べて楽しむのも良いと思います。
クリスマスローズをこれから育てる人にアドバイス
クリスマスローズは夏の暑さに弱く水をたくさん欲しがります。夏は木陰に、秋以降に涼しくなってきたら日当たりのいいほうへとプランターの場所を移して管理しています。地植えだとそれほど手のかからない花のようですが、プランターの場合でも成長は早いので、鉢は大きめにしたほうがいいです。数年に一回は鉢の大きさを変えるか株分けが必要になります。
開花期間がとても長い花なので、春の間3週間くらい楽しめます。また、常緑で夏も特徴のある葉が一年中あるので庭のアクセントとしてとても重宝しています。とても強い花なので、開花株を買わなくても来年再来年という気持ちで育ててみるのも、お得です。水やりと日当たりに注意が必要ですが、病害虫には強いです。